大学なれそめ日記

2002年7月28日
 今日は家族&祖父母揃っての外食。久々に大阪に出たついでに、私は本屋を巡り、ちょこっと本を買いだめした。奈良では、自分の欲しい本がないのだ。

 今日買った五冊の本。

 「この人はなぜ自分の話ばかりするのか」

 「この人はなぜ自分の話ばかりするのか(応用編)」

 「フロイト思想のキーワード」

 「性格分析」

 「太陽の季節」

 これらの本から私の興味を推測することは易しい。最後に挙げた石原慎太郎の芥川賞の作品以外は、全て人間の内面にスポットライトを当てたものだ。

 いわゆる「心理学」とでも言うべきものだろうか。私はそういうものに興味がある。

 大学受験にあたり、進路を決める際には、まだ自分のやりたいこと、自分が打ち込めるものを見出せなかった私は、とりあえず今の学力に妥当な「経済学部」を選択した。

 「経済学部は入ってから数学がいるぞ」という脅しを高校の担任から受けたが、文系ながらも数学がそんなに苦手というほどでもない私にとっては、それは特に悩む要素ではなかった。

 なにより私が求めたのは、「ブランドとしての大学」であった。それゆえ、それほど興味の無い経済学部でも特に反発もなく私は大学に入学した。

 入学して、最初のうちは一般教養だ。自分の好きな講義を受けられる。法学、文学、物理学、幾何学、星と宇宙、心理学。様々な講義を受けたが、正直、どれにも大した興味を覚えなかった。

 そのうちに私は二年生になり、授業もいよいよ経済学が増えてきた。

 そして、ここにきて私は重大な事実を知った。

 俺って、経済学全然興味ないじゃん……

 以下次号。

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