モラトリアム
2002年8月29日 塾の先生をやっていると、やはり先生の中にも「生徒に人気がある先生」と「そうでもない先生」というものが出てくる。
基本的に、アルバイトの先生はみんなそれなりに人気がある。みな大学生であり、中学生・高校生から見たら「お兄ちゃん、お姉ちゃん」という感覚が強いのであろう。愛称や、呼び捨てで先生を呼ぶ者もいる。失礼なことに当たるのかもしれないが、私としては「愛称は許す。呼び捨ては許さん」という態度で挑んでいる。口調に関しては、丁寧語は強要しない。
さて、その「先生の人気」だが、一体どうしてその先生に人気があるのか、というのは当然ながら先生によって違う。
理由1.かっこいいから。
残念ながら、私はこれは言われたことがない。同じ数学科の後輩が「○○先生かっこいい〜」と言われているのに、「Noblegray先生かっこいい〜」というのは全くない。
理由2.面白いから。
これはあるのかもしれない。しかし、廊下ですれ違う生徒達にクスクス笑われるのは、果たして一体……
理由3.変だから。
あ、これは間違いなく私だな。
他にも様々に理由はあるだろうが、とにかく、「人気のある先生」というのは非常に強い。私のようなアルバイトは、技術的には専任の方々には及ばない。専任の中には、私が教わった人もいるぐらいなのだ。年季が違う。
しかし、私達アルバイト君の利点は「生徒の人気」である。先生が好きなら、生徒はちゃんと着いてきてくれる。技術で足りない部分は、こういう部分で生徒を惹きつけていくしかない。
ただ、そのために生徒に媚びを売る、というのは間違えていると思う。先生は、あくまで自分のキャラクターで生徒達にアピールし、そこに魅力を感じてもらわなければいけない。
こうなると、「先生と生徒」という問題を超えて、「人と人」の関係になってくる。相手を信頼し、それに応える。最大限の力を発揮できるよう、協力を惜しまない。
私が、このアルバイトで得たものは非常に大きい。十月で、人間関係(他の先生との関係)のもつれから辞める予定なのだが、なんだか惜しくなってきた。
一日の三分の一を睡眠に費やし、三分の一をパソコンに使い、残りの三分の一を塾に使っている今の私。塾が欠ければ、一日の三分の一はどう過ごせばいいのだろうか。
答えを出す猶予は、あと二ヶ月もない。
基本的に、アルバイトの先生はみんなそれなりに人気がある。みな大学生であり、中学生・高校生から見たら「お兄ちゃん、お姉ちゃん」という感覚が強いのであろう。愛称や、呼び捨てで先生を呼ぶ者もいる。失礼なことに当たるのかもしれないが、私としては「愛称は許す。呼び捨ては許さん」という態度で挑んでいる。口調に関しては、丁寧語は強要しない。
さて、その「先生の人気」だが、一体どうしてその先生に人気があるのか、というのは当然ながら先生によって違う。
理由1.かっこいいから。
残念ながら、私はこれは言われたことがない。同じ数学科の後輩が「○○先生かっこいい〜」と言われているのに、「Noblegray先生かっこいい〜」というのは全くない。
理由2.面白いから。
これはあるのかもしれない。しかし、廊下ですれ違う生徒達にクスクス笑われるのは、果たして一体……
理由3.変だから。
あ、これは間違いなく私だな。
他にも様々に理由はあるだろうが、とにかく、「人気のある先生」というのは非常に強い。私のようなアルバイトは、技術的には専任の方々には及ばない。専任の中には、私が教わった人もいるぐらいなのだ。年季が違う。
しかし、私達アルバイト君の利点は「生徒の人気」である。先生が好きなら、生徒はちゃんと着いてきてくれる。技術で足りない部分は、こういう部分で生徒を惹きつけていくしかない。
ただ、そのために生徒に媚びを売る、というのは間違えていると思う。先生は、あくまで自分のキャラクターで生徒達にアピールし、そこに魅力を感じてもらわなければいけない。
こうなると、「先生と生徒」という問題を超えて、「人と人」の関係になってくる。相手を信頼し、それに応える。最大限の力を発揮できるよう、協力を惜しまない。
私が、このアルバイトで得たものは非常に大きい。十月で、人間関係(他の先生との関係)のもつれから辞める予定なのだが、なんだか惜しくなってきた。
一日の三分の一を睡眠に費やし、三分の一をパソコンに使い、残りの三分の一を塾に使っている今の私。塾が欠ければ、一日の三分の一はどう過ごせばいいのだろうか。
答えを出す猶予は、あと二ヶ月もない。
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