アニマ

2002年9月6日
 久々に大学に行った。約二ヶ月振り。梅田の駅は何も変わったところはなく、ただ、店の服が秋物になっていたぐらいだった。

 それで、朝の電車で中学時代からの女友達に会った。中学時代と言っても、実は中学の頃は一言も話したことがなかった。大学に行くようになり、乗る電車が同じになって、それから話すようになった。

 それがきっかけで・・・とか、そういう話になるのが普通だと思うのだが、残念ながら、双方にその気は全くない(いや、彼女がどう思ってるのかは知らんが)彼女とのメールの内容は、やたらにざっくばらんで、言葉を選ぶことがない。

 しかし、これが何気に心地よかったりする。

 私には女友達がほとんどいない。全て地元の人たちで、大学の女の子に知り合いはいても、友達はいない。知り合いか友達か。この線引きは複雑なように見えて意外と簡単である。その人と一緒にいて楽しいか、そうでないか。これが私の知り合いと友達の区別の方法である。大学の女の子たちは、「プリントコピーさせて」「ノート写させて」「出席取った?」これぐらいの会話しかしてこない。自然、私もそういう返ししかしない。

 そういうこともあり、私は女性というものに大きな不信感を抱いている。しかし、今朝会った彼女には、そういうものは感じない。

 少ないけれども、「バカじゃねーの」と突っ込める異性の友達がいることは幸せだと思った。そういう「気安い女友達」がいなければ、私の中の女性像はひどく凝り固まったものになってしまっただろうからだ。

 女だから・・・彼女はそういう先入観を取り払ってくれる貴重な女性(彼氏いない暦21年)だ。

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