キリンさんが「ドイツ語がよく分からんまま単位が取れた」と仰っていたが・・・

 私の場合、ロシア語がそれにあたる。

 おかしいのだ。私は願書にはきちんと「中国語キボンヌ」と書いたはずだ。ところが、実際に入学してみると、何故かロシア語になっていた。

 私の大学の第二外国語で、一番単位が取りやすいのがロシア語、次が中国語、そして以下ドイツ語、フランス語と言われている。中国語を希望した理由は「漢文が得意だから」ただそれだけなのだが、ロシア語と中国語を比べたときに、「将来的に」中国語は使う可能性が少しはあるかもしれないが、ロシア語はまずない、というのが理由である。格変化がキツそうなフランス語とドイツ語は却下である。

 さて、まあそんなわけでロシア語を履修することになったのだが、ロシア語の発音は日本語と似ているらしく、割と「それっぽく喋れる」のだ。

 例えば「どんぶり人」と言えばロシア人は「こんにちは」とちゃんと理解してくれる。英語の「掘ったイモいじくるな」が「What time is it now」に聞こえるのと同じような原理である。

 その中で、一番傑作だったのが「穴、イボ痔なん」これである。これを聞くとロシア人は「彼女は彼の妻です」と聞こえる(ようだ)

 こういう語呂合せもいいのだが、それよりも先生が強烈なインパクトを放っていた。

 「来週、テスト、します。Noblegrayさん、あなた、来週から、来なくていいです」

 これは「全出席なので、試験免除です」という意味である。だが、初めてこれを言われたときは、そりゃーもうびびったさ。

 「黒くて、カワイイ」

 これは授業中に出てきたゴキブリを指して放った言葉である。

 ロシア人、恐るべし。

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